詩経
最近、何かと男女の問題がさわがしい。ツイッターなどでも、そういった発言やニュースをよく見る。 私は、現代の男女の問題について学んだことがない。しかし、儒学を通して男女の関係について考えることも多い。 孔子は男尊女卑ではない。男尊女尊であった…
論語八佾篇に「君子無所争」とある。 君子は争わないという。 分かりそうで分からない、分かる気がするが腑に落ちない。そんな気分が常にあった。 しかし今日、ようやく腑に落ちた。 私自身の考えをまとめるためにも、記事にする。 1.君子無所争 1-1.君子は…
近思録に関する質問をいただいた。 これは、なかなか難しい問題である。儒学が男女の礼、婚礼をどうとらえるか、ここが分からなければ混乱する。 実際、質問者は「これは不仁ではないか」と疑問を抱いている。 極く基本的なことから、詳しく解説してみたい。…
今年は詩経を学んでいる。 たいていは論語について記事を書くが、今回は思うところもあって、詩経のお話。 毛詩とは 本文 序 第一章 第二章 第三章 解釈 第一章 出自北門 北門より出づ 憂心殷殷 憂ふる心殷殷たり 終寠且貧 終に寠にして且つ貧なり 莫知我艱 …
何日か前、こんなニュース記事を見た。 www.itmedia.co.jp これに対し、「やりがい搾取」などとして、ツイッターで酷く叩かれていたようだ。 孔子なら、この問題をどうお考えになるだろうか。 孔子の逸話や言葉から、私なりにこの問題を考えてみたい。 景公…